文章ができたらホームページのデザインを考えましょう。ここで考えたデザインをもとに、まったく同じ見た目になるようにホームページを制作することになります。デザインの質がホームページの質となるので、気合いを入れて作りましょう。
頭の中にすでに完成イメージが鮮明に思い描けているなら、同時に制作してもいいでしょう。しかし、質の高いホームページを作るのであれば、試行錯誤は必要不可欠です。ホームページ制作しながら、デザインを同時に考えると、画像の場所を少し移動するだけでも時間がかかってしまいます。これでは、大変効率が悪いです。時間がかかってしまうと段々面倒になってしまい、妥協することで質が落ちたホームページになる可能性もあります。そのため、デザインのみを考えたほうがいいでしょう。
デザインを考えるとき、レイアウトを考えます。これは手書きがいいでしょう。ロゴやメニューをどこに配置しようか、2カラムなのか3カラムなのかなど、色々イメージできると思います。レイアウトの案は1つに絞る必要はありません。いくつか案を考えておくといいでしょう。これを元にPhotoshopで制作していきます。
レイアウトを元にPhotoshopで制作します。メインとなる部分の幅は800px〜1000pxの範囲に収まるのがいいでしょう。Photoshopのデータは基本的に1つのpsdファイルにすべてのデータが入るようにします。
ホームページ制作時には、このファイルから必要なデータのみを別の新しいファイルに移動させて使うようにします。そうすることで、後でどのデータに何が入っているのかわからなくなるのを防ぎます。
デザイン制作は、最初はおおまかに作り、最終的には細かい部分もしっかり作るようにします。ここは時間がかかってもしっかり作るようにします。後から修正を加えると余計に時間がかかるので、修正する必要がないようにしましょう。
デザイン制作でも文章制作と同様にターゲットユーザーを意識しましょう。これも対象となる人によって、文字の大きさや全体の雰囲気など変わってくる部分も多くあるはずです。 また、伝えたいことが伝わるように意識してください。
文章を読んでもらう必要があるなら、文字の読みやすさにも注意が必要ですし、イラストのほうがわかりやすいのであれば、イラストを多く使ったりする必要もあるでしょう。これらのことを意識すると、訪問者にとっても有益なホームページになるでしょう。
デザイン制作する際に、質を上げるためのヒントをいくつか用意しました。ぜひ参考にして下さい。
Photoshopのパターンを活用すると少ない手間で質が良いものができます。自分が作ることもできますし、配布されているものもあります。うまく利用してみてください。
インターネット上には無料で使える素材が数多くあります。質の高いものも多いので、それらをうまく利用するのもいいでしょう。注意点はきちんと利用規約を読むことです。
商用利用不可の場合や著作者への連絡が必要な場合もあります。それらのルールを守れば、すごく役立つことは間違いないので、フリー素材も探してみてください。